働き方と暮らし方

働き方と暮らし方

梅雨の中休み
敷地内のラベンダーでバッタが休憩

宿泊施設のサブスクやコリビングサービスの増加が話題になり、納得の流れだと感じた直後
全世界での自粛生活。

その後、ちょうど1年前のデータでは、都内在住の35.4%もの人が地方移住への関心が高まったと答えていました。
新型コロナウイルス感染症影響下における生活意識・行動変化に関する調査/内閣府

最近はどうでしょうか。
ニューノーマルは様々なところで見られ、コロナが始まる前や直後に比べいろんな分野で”融通が利く”ようになってきたように感じます。

とても十分とは言えないし、まだまだバランスが必要な部分はたくさんあります。
それでも、リモートで可能な部分とそうでない部分を分けたり、産地からの新鮮食材の流通が伸び、学び方も多様化しました。それに伴って「移住をする」というちょっと大きな決断をせずとも、上手く欲求を満たしながら、暮らし働けるようになってきたのではないでしょうか。

中でも、働き方についてはかなりシンプルに。
(面白そうだけれど…)と一歩下がってみていた、拠点を移しながら働くアドレスホッパーの働き方も「あり」だと考える人も増えそうです。

移動(hopping)により、視界が変わり空気が変わることで得られる、新鮮さといい緊張感
加えて、人との交流や土地の恵みもメリットのひとつとして挙げられています。

そうせざるを得なかったとはいえ、生きる知恵を働かせ工夫し、私達は暮らし方も働き方も変化させました。
これを人類が成長の機会を得られたと前向きに捉えるとすると、体長の数十倍も飛び跳ねることができるバッタgrasshopperのように、軽快に移動して働き、暮らすことを重ね見ることも面白く思えてきます。