ヴィーガン料理と

ヴィーガン料理と

食の多様性に応えるべく、少しずつヴィーガンメニューを加えています。
先に行われた研修会で料理家の樋口直哉先生が教えてくださった、地元の食材を使ったソースや調理のコツを振り返りつつ、試行錯誤。

できればこれまでの見た目や味と、ほぼ変わらないものを提供できることを目標にしていますが、なかなか進みません。
今日は講習の合間で少し話されていたベジブロスを使ってみました。

皮なら剥いて捨てるところ、芯や根などフードロスにもなると再び注目を浴びているようですが
最近ベジブロスの話になると必ず出てくる残留農薬の話。

調理の前にひと手間かけて洗う。
貝粉など自然物を使う場合もあれば、専用の洗剤までもある。
”野菜を洗剤で洗う”ことは海外ではそう特別ではないらしいけれど

何となく違和感を感じるなあ と頭の中で呟きながら、土を払って玉ねぎの皮を剥く

マスクすることもなくここに居ると何ら変わりない生活を続けられる、そんな山の畑でおじさんの手でのんびりと作られた、のんびりした顔の玉ねぎ
シャリパリと剥いた皮をポンポンと鍋に入れ、ニンジンのヘタやらなにやらと
漉して庭のローリエに沢のクレソンと塩と

洗うのは忘れた
おじさんの「いける いける(大丈夫 大丈夫)」の声が聞こえるような
美味しいスープの出来上がり

手間をかけずに Happy Halloween