朔の茶

朔の茶

今年も新茶が出来上がりました。

渓谷から登ってくる優しい霧を浴びた茶の木から生まれるにし阿波のお茶は
爽やかでまろやか、そして懐かしい香り

人手の必要な茶摘みは近所で手伝い合う。
そんな風習も人が少なくなってしだいに放置された茶畑も増えてきましたが
「家のお茶が美味しいから」
といわれ、離れて住む家族のためにとせっせと手を動かす人がいます。

 

体力の要る田植えをしなくなったぶん、のんびりした作業かとおもいきや
摘んで蒸して直ぐに揉む作業は、農家の庭先に一瞬の別時間を作りだします。


早足で運ばれてむしろに広げられた茶葉は、青いまま。
湯気と一緒に手早く揉まれて、あっという間に見覚えのあるお茶の姿になっていきます。

朔の茶は、毎年5月1日前後に摘みます。
こじんまりと丁寧に、昔ながらの手揉みで作られるのでたくさんはできませんが
昨年はたくさんの人に「来年も」と言われたお茶です。

 

saku no cya

朔の茶(サクノチャ) 10p  800yen

鼻をくすぐる甘く懐かしい香りと素朴な味は、どこで飲んでもそこに山あいを再現してくれます。
今年はティーパックもご用意しました。

 

:::::: 追記 ::::: 今年のカート分が完売いたしました

予想外の反響をいただき農家の皆さまと一緒に驚いております。
心から感謝申し上げます。
来年も5月下旬から6月初旬に販売を予定。
どうぞよろしくお願いいたします。