今年も暮れようとしています。
年々1年が早く感じられるのですが、今年は驚くほど速く過ぎ、さらに濃い1年だったように感じます。
二足も三足も草鞋をはいているような生活は、面白くも力が足りず悔しくもどかしくもあり。
それでも今年いただいたご縁も出来事も、すべてが有難く嬉しいもので感謝してもしきれません。
これまで積まれた「得」によって、今世が決まるときくけれど、だとしたら前世の方はどんだけ積んでくださったんだろうか。
でもってこの得は、私が今世でこれだけ使ってしまってよいものだろうか…などと考えると、少し恐くもなってきます。
とりあえず、このありがたい状況を無駄にすることなく、循環しさらに次の誰かに小さいながらも積める形のものにして残していきたいと決意している年末です。
思い出すことはたくさんあるのですが、今年は地元で毎日のように虹が見える時期がありました。
虹がでるということは、雨が降っていたから。
ごく当たり前のような自然現象ですが「止まない雨はない」「雨が草木を育てる」そんな言葉が何度も心に染みた年でもありました。
今年も年末は、地域の方とそば打ちや餅つきをします。手際よく餅や蕎麦を扱う皺の多い手は、雨どころか雪も石も掻いて私たちを育ててくれた世代。わずかな時間でものんびり虹を眺められるよう、私たちはもっと元気に伸びなくては、、伸びたいなと感じています。
そうそう、ゴルフをしないのでスコアが大きいほど下手だと、今年初めて知りました。
年末のご挨拶、サラリとしたいのにこう長くなるのも、ゴルフと同じなのかもしれません。
来年は、皆様にシンプルで心地良い挨拶ができるよう、精進いたします。
どうぞ皆様よいお年を。