敷地の端にニホンミツバチの養蜂箱を置いてあり
箱からおすそわけいただいた蜜は食事にお出ししたり、ご希望の方に山菜など地のものと一緒に「定期便」としてお送りしている。
生態系において重要な役割を担う蜜蜂の保護のため。
ではあるが、なにぶん素人の週末養蜂家的活動で
早春には分蜂(巣分かれ)のタイミングを逃さず養蜂箱に誘導するため、慣れた先輩養蜂家へ数週間預ける。
今年は4月の頭に預けたら、その間に採蜜までして下さり群れも新しくなって帰ってきた。
分蜂の時期は春。
気温が上がって花も咲き始める頃から。
鳥の声と風の音以外の音がないここでは、分蜂時の大きな羽音は一瞬でそれだとわかり
空を群れで波のように移動する姿は、黄色いクマのアニメーションさながら。
つい見とれてしまう。
数分から数十分の間に、近くの木の幹などに丸く固まって休む包球をつくる。
包球が出来たらそのタイミングで箱に誘導するのだけど、広い山の何処に留まるのかは見当が付きづらく
留まっていても、高い木の上や深い茂みではうまくいかない。
今年も庭の木の高いところに集まったので眺めていると
そのうち裏山に向かって消えて行った。
この山のどこか群れが増えたのならそれで良しとしよう。
こういうことが毎年数回
ハーブの花に来ている蜂は見た目で区別できるもので4種
ニホンミツバチも、おそらく箱の住人以外の群れも来ているのだろう。
花が少なくなる10月頃まで
庭は蜂、蝶の賑やかさは続く
合わせるように私たちも
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この春の蜂蜜は、撹拌機による採蜜です。
容器のリニューアルに伴い、送料価格を変更しています。
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